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「第6回デジタル一眼ホットユーザー調査」完成のご案内

2011/04/28 [マルチクライアント調査 国内市場]

PRESS RELEASE

2011年7月7日



《 第6回デジタル一眼ホットユーザー調査 》

ミラーレス参入によりデジタル一眼市場にコンデジステップアップ層が拡大

株式会社リックリサーチ(所在地:東京都文京区湯島3-7-7リックビル、代表取締役:小原哲郎)は、デジタル一眼カメラを2010年に購入した人を対象とした調査を実施しました。当調査は2004年に第1回調査を実施し、2007年以降から毎年継続実施することで本年第6回目の調査を実現しております。

【1】 フィルム一眼移行組からコンデジステップアップ組にユーザー層が拡大
デジタル一眼カメラの購入者は、かつては男性年配者層を中心とするフィルム一眼からの移行組がメインであったが、ミラーレス一眼の参入により従来のユーザー層とは異なる「フィルム一眼未経験者」「若年層」「女性層」が増加傾向を示すようになった。
従って、デジタル一眼を購入する動機は「以前のフィルム一眼レフカメラが故障または古くなった」「フィルムカメラのレンズが活用できる」といったフィルム一眼をベースとした動機が大幅に減少し、「以前のコンパクトデジタルカメラが故障または古くなったので」「コンパクトデジカメより画質がきれい」といったコンパクトデジカメを基準とする購入者が増加傾向を示している(図表1)。

図表1: デジタル一眼ユーザー全体の特性・購入動機のトレンド(%)

【2】 「一眼への憧れ」「趣味として始めたい」「ボケ味」がミラーレス一眼購入者のキーワード
コンパクトデジカメユーザーのデジタル一眼購入への障害は「大きい/重い」「難しそう」「値段が高い」であった(「第16回デジタルカメラホットユーザー調査」*の結果より)。現在、ミラーレス一眼の参入により「大きい/重い」「難しそう」という障害は取り除かれつつあるが、「値段が高い」はコンパクトデジカメ価格水準からすると大きなハードルとなっている。
そのハードルを乗り越えてミラーレス一眼を購入する大きな牽引力は、「一眼への憧れ」「写真を趣味として始めたい」「ボケ味を生かした写真を撮りたい」であった。特に「ボケ味」はミラーレス一眼購入の大きなトリガーとなっている(図表2)。
図表2: ミラーレス一眼ユーザーの購入動機のトレンド(%)

【3】 ミラーレス一眼ユーザーは従来型一眼レフを意識
ミラーレス一眼ユーザーは、購入時に従来型一眼レフと比較する人が3割程度と比較的多く、次に欲しいカメラタイプにおいても従来型一眼レフを指名する人が4割位と多かった。一方、従来型一眼レフ購入者は、ミラーレス一眼の存在を知りつつも、購入時に比較検討する人が1割に満たない状況であり、次に欲しいカメラとしても1割程度と少なかった(図表3)。

図表3: デジタル一眼ユーザーのタイプ別に見たユーザー特性と比較検討状況

【調査概要】
■ 調査対象者: 09年~10年発売機種中心にデジタル一眼を10年1月~11年1月に購入した人
■ 調査実施期間: 2011年2月11日~3月1日
■ 調査手法: 郵送による対象者の自記入方式
■ サンプリング方法: 全国の大手家電量販店様からご協力を頂き購入者をリストアップ
■ サンプル数: 発送数:5500件 有効回収数:2346件(回収率:42.7%)

*「第16回デジタルカメラホットユーザー調査」:株式会社リックリサーチが2011年1月に実施したコンパクトデジタルカメラ2010年7月~12月購入者を対象とする郵送アンケート調査。有効サンプル数2023件。

【本調査に関するお問合せ先】
株式会社リックリサーチ マーケティング企画部
住所:  東京都文京区湯島3-7-7 リックビル
電話:  03-3834-8420(代表)
e-mail: info@ric.co.jp

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